2色成形
Double Molding
2色成形とは
About
はじめに
2色成形とは、2種類の樹脂を1つの金型内で順番に成形して、1つの部品として
一体化させる成形方法です。
1970年代にヨーロッパで専用の成形機が開発され、
同じ樹脂で異なる色調の樹脂同士を金型内で一体成形する技術が普及しました。
1980年代に日本で硬質樹脂とエラストマーによる異材質2色成形の技術が開発されると
意匠性だけでなく、防水、衝撃吸収、ヒンジ特性、触感等の機能を持たせることでき、様々な部品に採用されています。
2色成形のプロセス
01
片方の金型に材料Bを射出
02
成形品を保持し金型を回転
03
金型に材料Aを射出
これらの工程を繰り返し行います
射出成形機には2本のノズル、シリンダーがあり、片方の金型に材料Bを射出した後、
コア側を180度回転させて、材料Aを射出し二つの材料が組み合わさります。
2色成形に用いる材料の組合せ
Material Pairings
2色成形において重要なことは、選択する1次材料と2次材料に相溶性があり、
融着強度が製品スペックを満たすかどうかです。
融着強度試験片
「2色成形を検討したいけど、材料による融着強度がわからない」
という声にお応えします!
弊社では融着強度が測定できる試験片の金型を所持しています。
融着強度試験片
「2色成形を検討したいけど、材料による融着強度がわからない」
という声にお応えします!
弊社では融着強度が測定できる試験片の金型を所持しています。
2色成形のうれしさ
Benefits
もともと2つの部品だったものが一体で成形できるため、
組立・接着工程がなくなります。
また組み立てたときにできる「隙間」「段差」「ズレ」がなくなります。
材料同士が溶けあっていますので防水や防塵に有利です。
着色樹脂の上に透明樹脂を被せれば奥行き感のある外観を出せます。
2色成形を応用すれば、3種、4種の異種材料を組み合わせることも可能です。
2色成形の設備紹介
Equipment Specifications
| メーカー | 型式 | トン数 | 駆動 | 台数 |
|---|---|---|---|---|
| 日精樹脂工業 | DC120 | 120 | 油圧 | 3 |
| 日精樹脂工業 | DCE140III | 140 | 電動 | 1 |
| 日精樹脂工業 | DC200 | 200 | 油圧 | 1 |
| 住友重機械工業 | SE280HS | 280 | 電動 | 1 |
| 住友重機械工業 | SE280HS2 | 280 | 電動 | 1 |
| メーカー | 型式 | トン数 | 駆動 | 台数 |
|---|---|---|---|---|
| 日精樹脂工業 | DC120 | 120 | 油圧 | 3 |
| 日精樹脂工業 | DCE140III | 140 | 電動 | 1 |
| 日精樹脂工業 | DC200 | 200 | 油圧 | 1 |
| 住友重機械工業 | SE280HS | 280 | 電動 | 1 |
| 住友重機械工業 | SE280HS2 | 280 | 電動 | 1 |
オガワ製作所の設備と体制はこちら
2色成形に関するFAQ
Faq
Q どこまでのサイズ・形状に対応可能ですか?
A 弊社ではA4サイズくらいまでの実績がありますが、1次・2次材料の体積やスライド構造の有無によって変わってきますので詳しくは弊社営業までお問い合わせください。
Q 小ロットや試作(プロトタイプ)でも対応できますか?
A 対応可能です。内容によっていろいろ提案させていただきますので詳しくは弊社営業までお問い合わせください。
Q 製品設計(デザイン)からの依頼も対応できますか?
A 対応可能です。パートナー企業を活用し、弊社でとりまとめをさせていただきます。