株式会社 オガワ製作所

プラスチックの射出成形、金型、塗装や金型製作は「オガワ製作所」

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プラスチック成形

プラスチック射出成形

トウメイ用成形機 GCロボット付き2-1
トウメイ用成形機 取り出し整列ロボット






 

 

1.業務内容
自社製作金型及びお客様より移管された金型を使用し、多種多様な成形樹脂材料を用いて、プラスチック部品の射出成形を行なっています。

2.主な成形樹脂材料
1. 汎用プラスチック
・一般ABS、耐+D2熱ABS、難燃ABS(V0相当)、AES、PMMA、PP、PE、HDPE。
アロイ材、PC/ABS、ABS/PBT。
(GF含有材含む)

2. エンプラ
・ポリアミド系樹脂・一般PC(ポリカーボネイト)・POM・PBT・PA・PU、PA、PBT(GF含有材含む)
3. スーパーエンプラ
・PAR PA PPS PSU PES PAI(GF含有材含む)


3.主な成形方法
1. 単色射出成形
2. 同材質、異材質2色成形(硬度の異なる材質も可)
3. 各種インサート成形
・金属部品のインサート成形
・プラスチック部品のインサート成形

4.主な設備
* 単色射出成形機:30~210Ton(計13台)
* 2色射出成形機:120~200Ton(計5台)
* 薄肉専用成形機:30Ton~50Ton(計2台)
* 透明アクリル樹脂専用成形機:55~75Ton(計3台)
* ストッカー付き自動取出し機:6台

5.管理方式
お客様からの生産受注ごとに「リニア製造指図書」を基本に、生産を管理しています。


 
○特徴
2色成形機
 
24号機_2色140t






 

 

1.金型製作にも口を出します。
成形条件では改善できない成形品への不具合を極力発生させない為に、金型の造り込みの段階から、金型製作部門と意見交換を行なっています。この意見交換によって、新規金型の立上時間短縮に貢献しています。

2.表面処理を行なう次行程のことも考えています。
プラスチック部品への表面処理では、射出成形中に発生した内部応力などの原因で不具合を発生させることがあります。このような次工程で発生する問題も考慮して加工条件を設定しています。

3.防水機能の保証もやっています。
防水機能を保証するプラスチック部品の射出成形は、精度、面粗度が重要です。耐衝撃、耐熱性、耐光性、耐水性などが要求される成形材料は、強化材の影響で射出成形も難しいです。さらに量産管理は難易度が上がります。でも30年間こつこつ積上げた技術でお客様のご要望に応えています。

4.2材質の成形技術に実績があります。
アスリート向けの腕時計では、時計本体とバンドの異材質成形を行い、バンドと一体なった腕時計を、数多く手がけてきました。その中にはメダリストの腕にされたまま、世界の表彰台に登った製品もあります。そして今なお、多くの方に快適にご利用頂いているようです(時計メーカー談)。
 


 

プラスチック製品の二次加工

超音波溶着機    1.業務内容
同材質、異材質同士のプラスチックを超音波溶着、金属部品の熱圧入や丸物製品の切削加工等

2.主な被加工プラスチックの種類
溶着工程 金属部品の圧入工程 切削工程
(1)ABS+ABS・ABS+PMMA
(2)PC+PC・PC+PMMA
(3)PP+PP・PP+SUS網
(4)POM+POM
※ABSアロイ材、PCアロイ材も溶着可能です。 溶着部の内圧、外圧の要求にもお応え致します。

3.主な加工内容
・無機ガラス、プラスチックパッキンのプラスチッ ク・ケースへの圧入・ナット圧入(熱圧入含む)
・各種腕時計の外装部品紐付け
・超音波発振機によるプラスチック部品の溶着 ・要求内容により電波検査

4.主な設備
・溶着機 6台
・ターンテーブル付きエアープレス機:2台
・防水試験機:2台
・打刻用プレス機:1台
・小型エアープレス機:5台

5.管理方式
生産管理システムを導入し「リニア製造指図書」を基本に、お客様からの生産受注を生産管理

6.特徴
(1)防水保障可能な超音波溶着技術
単にプラスチックを接合するだけの超音波溶着では困難な防水保証するハイレベル技術を提供。強い圧力の溶着はプラスチックの破損がおこり、耐久性にも大きな問題がある。弊社の超音波溶着技術は、社内製作した専門治具と多くの経験から、防水試験や生活環境下のアタック性のあるものに耐える溶着を可能にしている。※溶着により密封して内部が見えない製品の溶着及び内圧、外圧(タイヤの空気圧程度)圧力の耐えられる溶着にも対応しております。

(2)ケースへの無機ガラスの圧入技術
弊社の無機ガラスの圧入技術は、パッキンの締め付け量とケースの強度等による技術と経験から、プラスチック製品に大きな力を加えることによる”割れ”を発生させずに生産可能です。

(3)高度なアクリルガラスの切削技術
アクリルガラスの切削技術は創業間もない頃からの弊社の最も得意とする技術になります。切削専用機を設備し、量産数量にも対応可です。治工具は社内製作によるものになります。